
シングルマザーのアパート暮らしにおすすめな物件って?
これからシングルマザーになる方や、今は実家暮らしだけどそろそろ引っ越したいと思っている方が賃貸に住むことを考えた時、どんなお部屋がいいのだろうかと悩みますよね。

私も離婚を機に実家暮らしを経験したのち、息子とアパート暮らしを始めた元シングルマザーです。
ファミリー向けでもないし単身向けでもないし…どんな物件がいいのだろう?そんな疑問をもっているシンママさんも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
についてご紹介します。

経験談をふまえて解説していくよ!
シングルマザーの物件の選び方って?

まずは、シンママさんにおすすめな物件の選び方について見ていきましょう。
物件を選ぶ際に考えることは、間取り・物件設備・立地がメインになると思います。
間取り:子どもの成長した姿をイメージ
子どもの人数や年齢にもよりますが、個人的にはそこまでの広さは必要ないと思います。お部屋が広いと家賃だけでなく光熱費も余分にかかってくるので、節約を考えているシンママにとっては狭い方が何かと合っているでしょう。

狭いと掃除も楽ちん!
再婚やマイホームの購入などの予定がなく、具体的にいつまで住むか決めていないのであれば、子どもが少しだけ成長した姿をイメージして間取りを決めるといいと思います。
子どもが2~3歳なら小学生、子どもが小学生なら中学生といったように、少し先をイメージして間取りを決めると、その年齢になったときに狭いからと引っ越しを考える必要がなくなります。
子どもの成長に応じて引っ越しをするという選択肢もありますが、引っ越しはお金もたくさんかかります。家賃の総額と引っ越し費用を比べて、どちらが自分達に合っているかを考えて決めるといいと思います。
単身向けのお部屋に注意

今は子どもも小さいし1Rや1Kで十分だけど…
確かに子どもが小さければ、一部屋でも十分に生活はできると思います。家賃も安く目の届く範囲に子どもがいるなど、シングルマザーにとっては暮らしやすい部分も多いと思います。
ですが、そういった物件の中には単身向けとして作られているものが多く、子ども連れでは入居できないケースもあります。入居自体は可能でも、近隣は一人暮らしの方ばかりで、子どもの泣き声などに苦情がきやすい可能性もあるでしょう。
1Rや1Kでどうしても住みたい物件があったら、まずは子どもがいても住むことが可能かを不動産屋さんに問い合わせてみるといいと思います。
設備:物件の防犯性も忘れずにチェック
子どもがいる以上、物件の防犯面は重視したいポイントのひとつです。
一般的に防犯性の高い物件の設備や条件は、
などがあります。
このすべてが揃った物件を選ぶとなると、家賃の面で厳しい部分がありますし、お部屋選びの選択肢が少なくなってしまいます。周辺環境の治安によっても、どの程度の設備が必要かは変わってくるでしょう。
子どもの年齢やお留守番をさせるのかなどもふまえて、自分たちが安心できる物件を選べるといいですね。
立地:学校の近くがおすすめ
物件の防犯面同様に、周辺の環境も気にする必要があります。
人通りが多すぎる場所だと騒音や治安が心配ですし、静かすぎる場所は子どもの泣き声に苦情がきやすいといった不安もあります。学校や保育園の近くなど、適度に人が暮らしているエリアが選べるといいと思います。

ご近所さんの雰囲気もチェック!
子どもがまだ小さく学区を気にする必要がなくても、学校や保育園の近くは子どもがいる家庭も多く比較的治安が良いのでおすすめです。公園や商業施設が近くにあるなど、生活もしやすいエリアが多いでしょう。
通学路や暗くなってからの様子も確認
子どもが学校に通うのなら、通学路も忘れずにチェックしておきましょう。あまりにも学校から遠いと通うのも大変ですし、交通事故のリスクも高くなります。大通りなど危険な場所があるかも確認しておきたいポイントです。
昼間は人通りがあるけれど、夜になると街灯が少なく真っ暗という場所もあります。そういった場所は犯罪率も高くなる傾向があるので、物件を決める前にしっかりと確認しておきましょう。

できれば物件の周りを歩いて確認してみよう!
シングルマザーの物件の探し方って?


お部屋の選び方がわかったら、次は自分に合った物件の探し方を見ていくよ!
1、初期費用はどのくらい出せる?
シングルマザーがアパートを借りるときのハードルのひとつが初期費用だと思います。
一般的に初期費用の目安は家賃の4.5倍~5倍程度と言われています。
初期費用の総額については、家賃の4.5倍~5倍程度と考えておくといいでしょう。以前は敷金2カ月、礼金1~2カ月ということが当たり前でしたが、現在では敷金1カ月、礼金1カ月が主流になっているようです。
賃貸契約に必要な初期費用の相場はどのくらい? 安くする方法は? 分割はできる?ーSUUMO(スーモ)

そんなにたくさん用意できない!
引っ越しのために貯金をしていたり余裕資金があればいいですが、そうではないシンママさんも少なくはないでしょう。
そんなシンママさんにはビレッジハウスがおすすめです。


ビレッジハウスには敷金礼金や手数料が無料のお部屋が多く、保証人も不要のため、シングルマザーにも借りやすい物件がたくさんあります。何かと引っ越しにはお金がかかるし、節約したいシンママさんにも助かりますよね。

全国にお部屋があるので探しやすいのもGOOD!
アパートを探す際は家賃を重視しがちですが、中には初期費用が相場より高い物件もあります。家賃を考える際は、初期費用も合わせた年単位で計算するようにしましょう。
家賃6万円以下がおすすめの理由
毎月の出費になる家賃は、安いに越したことはないです。
ですがほとんどの場合、お部屋の質や広さと家賃は比例することが多いですよね。不動産屋さんは基本的に希望より少し高めのお部屋を提案してきますし、綺麗で広いお部屋に住みたい気持ちは多くのママがもっているでしょう。
でも子どもを育てるのは何かとお金がかかります。無理のない範囲で、自分が払える金額を考えましょう。一般的には収入の3分の1が相場と言われていますが、可能であればもっと低い金額のお部屋を選べるといいと思います。

家賃6万円以下がいいって聞いたことがあるけど本当?
シングルマザーは家賃6万円以下の部屋がいいと言われている理由は、自治体の住宅手当の条件が家賃6万円以下である場合が多いからです。シンママにはありがたい制度ですが、すべての市町村で利用できるわけではなく、その内容も自治体によって変わってきます。利用したい方はお住いの市町村に問い合わせてみましょう。
2、シンママ向けの不動産屋さんはどう選ぶ?
いざアパート暮らしを始めようと思っても、仕事や子育てで忙しいシンママには不動産屋さんに行く時間もなく、物件探しだけでも一苦労ですよね。
賃貸情報サイトである程度目星をつけてから、気になる不動産屋さんに連絡を入れるというのが一般的だとは思いますが、それもめんどくさい…

そんな方にはイエプラがおすすめ!


イエプラは実店舗をもたないネット上の不動産屋さんです。そのため、やり取りはLINEやチャットで行い、希望の条件を伝えるとあなたにぴったりのお部屋を探してくれます。

普通なら不動産屋さんに行ってすることがスマホだけで出来ちゃう!
時間も深夜0時まで対応しているので、子どもを寝かせてからゆっくりと探すことができます。忙しいシンママにはありがたいですよね。
じっくりいろんな不動産屋さんを見て回りたい方は実店舗に行くのがいいと思いますが、なるべく効率よくお部屋探しをしたい方は、試しに使ってみてもいいと思います。
→手間をかけずお部屋を探したい方はこちら
シングルマザーが物件を探すポイント

最後にシングルマザーがお部屋を探すときに押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
1、物件選びの優先順位を考えよう

あなたが住みたいのはどんなお部屋?
築浅、南向き、バス・トイレ別、職場から近い、駅から10分以内など希望の条件を考えてみましょう。そのすべてを満たした理想のお部屋を借りられれば一番ですが、現実は難しいですよね…
そこで、その条件の中でどうしても譲れない順に優先順位をつけます。
そうすることによって、自分に合った物件をしぼっていくことができますし、不動産屋さんにも希望を伝えやすくなると思います。

私の場合は1:家賃、2:バス・トイレ別、3:立地 の順で探していきました。見つけた物件は古めだったけど、そこは私の中では妥協できる部分だったので結果満足です!
2、シングルマザーにおすすめしない物件
ここまでシングルマザーにおすすめの物件について紹介してきましたが、反対にシングルマザーにおすすめしない物件があるのか気になりますよね。
あくまで私の意見ですが、
は、あまりおすすめしません。
新築物件は傷や汚れをつけないように気をつかってしまい、子どもが小さいうちはハラハラしてしまうでしょう。ダメと言ってもいたずらをしてしまうのは仕方がないことですし、大人が自分しかいないシングルマザーにとって、悪さをしないように目をはなせなくなるのは大変です。
2階以上でないと防犯面で心配という方も多いですが、階下に人がいると子どもの足音や生活音で気をつかってしまいます。特に木造は音が響きやすく、少しの足音や洗濯機の振動なども伝わってしまうので注意が必要です。
1階は家賃も安く穴場な物件も多いですし、火事や地震などの際も子どもを連れて逃げやすく、個人的にはとってもおすすめです。防犯面が心配な方は、1階でオートロック付きなどを選ぶのもいいと思います。

私もシンママ時代からずっと1階に住んでいます!荷物やベビーカーも運びやすくて最高!
3、シングルマザーは公営住宅に入りやすい?
余談になりますが、シングルマザーがアパート暮らしを考えた時、公営住宅も選択肢のひとつになると思います。何と言っても家賃が安いですし、ファミリー層も多いので安心感もあります。
公営住宅の多くは人気があり、抽選で入居者を決める自治体がほとんどです。その中にはシングルマザーのようなひとり親世帯や、高齢者世帯などを優先的に当選させてくれる自治体もあるようですが、確実ではありません。
また、すべての自治体で優先制度があるわけではなく、部屋の空きがなかなかでない場合もあるようです。そのような理由から入るまでに時間がかかる場合も多いでしょう。

ちなみに私も3回落ちて諦めました…
どうしても公営住宅に住みたいと考えている場合は、スケジュールに余裕をもって計画をたてましょう。
まとめ:シングルマザーは賃貸を借りにくい?
シングルマザーだからという理由で賃貸の審査に落ちやすいということはありません。それよりも、収入が安定しているかや子どもの年齢、保証人の有無などが関係してきます。
審査に落ちることがあっても気落ちせずに違う物件を探せばいいと思いますが、あまりにも審査に受からない場合は、家賃が低めの物件を選んだり保証会社をつけるなど対策をしていきましょう。
また、あなた自身の人柄も判断材料のひとつになる場合もあります。あなたがシングルマザーとして子どもと生活していきたいという真剣な気持ちが伝わることで、不動産屋さんが味方になってくれることもあるでしょう。
アパート暮らしを始めるまでにはやることも多く、時間的にも体力的にも大変なこともありますが、子どもと楽しい毎日を過ごすためにも理想のお部屋が見つかるといいですね。

素敵な新生活が送れることを応援しています!

