
申し立ては無事に終了!これから調停日までどう過ごせばいいんだろう?
離婚調停の申し立てから離婚調停日までは、だいたい1~2ヶ月ほどかかります。

私は5月1日に申し立てをして、初回の離婚調停日は6月15日でした。(※日にちは仮です)
この間、ただ待っているだけにしてもそわそわして落ち着かないですよね…
そこでこの記事では、
について解説していきます。
実際に経験してみると、初回までの期間が長くて長くて…その間にやっておいた方がよかったな~と思うことがあったのでまとめました。

この期間にもしっかりと準備をすることで、相手と差をつけて有意義な離婚調停を進めることができるよ!
それでは早速見ていきましょう!

書いた人
離婚調停経験者。お金がなかったので弁護士さんをつけずに自力で申し立てから調停成立までやり切りました。元シンママのアラサー主婦。現在は再婚し、子育てに奮闘しながら役立つ情報発信中です!
申し立て受付~初回期日までの流れ

あなたもしくは相手が離婚調停の申立書を提出すると、裁判所が1回目の期日を決めることになります。
裁判所内では、まず事件番号が決定→担当の調停委員や裁判官が決まる→初回期日決定→当事者に期日の通知といった感じで進んでいきます。(覚えなくてOK)
婚姻費用分担請求調停や面会交流調停などを一緒に申し立てた場合も、別々ではなく同時に調停が進んでいきます。
初回期日の決まり方
申し立てをしてから2週間くらいで、あなたと相手のもとに裁判所からの呼び出し状(期日通知書)が届きます。GWやお盆期間、年末年始や年度末の場合には、もう少し時間がかかる場合が多いようです。
基本的に初回期日は、あなたや相手の予定は考慮されません。いつがいいですか?なんて連絡は来ないし、〇月〇日〇時に来てね!もう決定だよ!ってな文書が届くだけです。

さすが裁判所!
呼び出し状は普通郵便で届くので、見落とさないように意識しておきましょう。
呼び出し状のサンプルはこちらです。
調停期日通知書【申立人】
調停期日通知書【相手方】
参照:裁判所ホームページ
電話連絡がくることもある
私の場合、呼び出し状が届く前に裁判所の調査官の方から電話連絡がありました。
内容は、
などでした。
時間は20分くらいだったと思います。
通常、調査官の方は子どもの問題が関係しないと離婚調停には関わらないそうです。私は子どもがいて、陳述書に親権や養育費について揉める可能性などを書いたこともあり、連絡がきたのかもしれません。
ここで相手と顔を合わせたくないことや、会えば夫が暴力をふるう可能性などを伝え、調停の受付時間を30分ずらしてもらいました。

調査官の方は丁寧で、優しく対応してくれるよ!(個人差あり)
離婚調停は事前の準備が大切!


初回の離婚調停までの流れはOK!事前に準備した方がいいことってあるの?

私が実際にしたことや、した方がいいと思ったことを書いていきます!
調停で決めたいことをピックアップ

そもそもあなたが離婚調停をする理由って?
話し合いでは解決できそうにないので離婚調停を申し立てた、もしくは申し立てられたのではないでしょうか。
など解決したい事柄があるはずです。
もう一度考えてみて、それをまとめてみましょう。
自分ではしっかりと頭で考えていたつもりでも、いざ本番になると緊張して上手く伝えられないこともあります。
調停ではメモを持ち込んで話しても問題ありません。私は一冊調停用のノートをつくって、そこにメモを書いたり、話し合いの内容をまとめたりしていました。
養育費や慰謝料など、希望の条件がある人はその理由までしっかり伝えられるようにしておきましょう。短い時間の中でうまく説明しなくてはならないので、箇条書きのように簡潔に説明できるといいと思います。

まとめておいた方が気持ちも楽になりますよ!
調停で聞かれそうな内容について整理
状況によって多少の違いはあると思いますが、初回の離婚調停で聞かれる典型的な質問というのがいくつかあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
調停委員の方に良い印象を与えるためにも、事前にある程度回答を考えておき、当日はスムーズに答えられるようにしておきましょう。
必要なら陳述書を提出する
陳述書(意見書と言う場合もあります)とは、あなたが裁判所や調停委員さんに伝えたいことを文書にしたものです。形式や文字数に決まりはなく、好きなことを好きなだけ書いて提出することができます。
具体的には、「養育費は〇〇円希望します。理由は△△です。」や「夫はいつも〇〇で家庭をかえりみなかった。それによって△△になり、離婚を選択した」など、先にふれたような希望の条件や質問されるであろうことについて書いていきます。
私自身も初回から提出して、以降も必要なときは提出していました。

好きなだけ言いたいこと書けるなんて最高!いっぱい書きまくって出そう!
確かに、調停当日は限られた時間の中で自分の主張をしなくてはいけないので、陳述書を出していた方が自分の意見を伝えやすいという点はあります。
ですが反対に、陳述書ではどうしても相手の批判をすることになるので、上手く書かないと裁判所からの印象が悪くなってしまいます。また、提出した文書は裁判所だけでなく相手にも公開する決まりになっており、場合によっては相手を怒らせることにもつながるでしょう。

私は緊張すると上手くしゃべれないタイプなので陳述書を書く方が合っていましたが、その人によるかな~と思います。
メリット・デメリットをふまえて自分に必要かをよく考えてから、必要であれば提出するようにしましょう。

具体的な提出方法は、裁判所に問い合わせると教えてくれるよ!
まとめ:初回の離婚調停に向けた心構えとは

離婚調停当日までの日々は、緊張や不安がいっぱいでとても長く感じるかもしれません。
私も申し立てをしてから当日までは、毎日毎日ネットで離婚について調べては、不安になったり気合が入ったりと情緒不安定な日々を過ごしました。笑
ですが、そうやっていろんなことを調べていくうちに、必要な知識がついたり気持ちの整理はついていきました。そうすることによって、調停当日では思ったより感情的にならずに、落ち着いて話をすることができたんです。
離婚調停はあくまで話し合い。話し合いの場ではいかに感情的にならずに、冷静に話をできるかが重要になってくると思います。自分の意見を通すためには、それに見合う程度の知識も必要です。
そのためにも、本や信頼する情報などを参考に、自分の知識や離婚への気持ちを高めていきましょう。
離婚に関する知識を深めたいと思っている方は、こちらの本も分かりやすくておすすめです!
このブログでも、離婚調停に関する様々な記事を書いています。

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本日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。